株式会社JA遠中サービス

コラム「香典」

お知らせ

2025.01.11

コラム「香典」

香典とは、葬儀の際に故人や遺族に対して贈られるお金のことです。

この風習の起源は平安時代にさかのぼり、当時は亡くなった人の霊を慰めるために香や花を供えていたそうです。その後、現代の香典へと発展し、故人の葬儀費用の一部を助けるためや、遺族に対する弔意を表すために用いられるようになりました。

香典の金額の目安としては、

親族は10,000円~100,000円程度

近しい友人は5,000円~50,000円程度

遠い親戚や知人は3,000円~10,000円程度

が、一般的であり、縁起を担ぐために偶数を避けるのが望ましいと言われています。

香典袋の表書きには、仏式の場合「御霊前」や「御香典」、神式の場合「御霊前」「御玉串料」などと書きます。中袋や裏書には、金額、氏名、住所を記入します。香典を手渡す際は、袱紗(ふくさ)に包んで持参し、袱紗から出して香典袋を手渡し、一礼して「この度はご愁傷様でございます」と述べるのがマナーです。昭和の時代は、自宅葬が一般的で多くの親族や知人が参列し、香典返しとして食品や日用品が主流でしたが、平成になると、経済状況の変化や高齢化社会の進展により家族葬が増え、香典の文化も簡素化されていきました。令和では、新型コロナウイルスの影響でオンライン葬儀や電子マネーでの香典も都会では増えているようですが、遠州地区では、直接持参することが一般的です。

最近では、香典返しを辞退する家庭も増え、よりシンプルで個別のニーズに応じた対応が求められるようになっています。現代の香典事情では、香典の文化は時代と共に変化していますが、その根底にある思いやりや絆の気持ちは変わりません。香典返しが簡素化される一方で、その背後にある感謝の気持ち故人への敬意を忘れずに大切にしていくことが重要です。

※遠州地方の一部では、宗旨により、火葬から戻ってきた後に三日法要を行います。その際は、葬儀の香典とは別に、三日の香典を用意します。表書きは「御佛前」「三日」などと記入します。金額に決まりはないようですが、3,000円から10,000円程度が一般的。

JA葬祭センター袋井 塩屋

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